365日自問自答

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【映画】久しぶりの外出…4DXを体験した感想。

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ども、使徒です。

今話題の「最新劇場上映システム 4DX」を体験してきました。

 

4DXについてWikipediaにはこう書かれています ↓

4DX(フォーディーエックス)は、韓国CJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発した映画館用の環境効果技術。映画上映時に、標準の映像・音声に合わせて座席稼働や環境効果が体感できる。効果は「前後振動」「左右振動」 「上下振動」「バック シェイカー」「ボトム シェイカー」「ミスト」「香り」「煙」「風」「フラッシュ」「エアーショット」「フェイス エアー」「バブル」「雨」「バック ティックラー」「レッグ ティックラー」「嵐」「雪」「熱風」 など。劇場自体に専用の技術装置の設置が必要。

4DX - Wikipedia

映像は変わりなく、映画館の方が特殊ということです。

某遊園地のストー◯・ライダーみたいな感じかな?

今回観たのは・・

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ソードアートオンラインオーディナルスケール−」です。

今回は4DXについての感想なので詳しい説明はしませんが、詳しく知りたい方は公式サイトなどを観てみると良いかと思います。

4DXを体験…率直な感想…(あくまで個人的な意見です)

僕が4DXを体験して感じたことを一言で表すなら、「残念」です。

実は今回僕は1人ではなく友達と一緒に観に行ったのですが、その友達も上映終了後に「なんか残念だったね」と言って落胆した様子でした。

 

これからその理由をいくつかのポイントに分けて説明します。

 

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椅子の動きが微妙だった。

椅子にはシートベルト的なものは何も無く、当然椅子から落ちるほどの演出はありませんでした。

 

椅子は上下左右前後に動くのに加え、主人公がぶっ飛ばされた時に背中などに衝撃を与えてきたり、携帯のバイブに合わせて振動したりしました。

アトラクションではないのでショボい動きには目を瞑りますが、それ以外は正直受け入れがたいものでした。

 

まず、背中から落ちたなら背中に衝撃を与えればいいと思いますが、それ以外の場合も背中に与えてきたのでよく分かりませんでした。

衝撃を与えるぐらいなら椅子を前後に動かすぐらいの方がマシだと思いました。

 

そして、携帯が鳴った時にいちいち椅子を振動させるのは意味分かりませんでした。普通に歩いてる時には揺らさないのに携帯のバイブ程度で振動するのは、「とにかく椅子を動かしとこう」という感じでした。

ていうか携帯が揺れても体揺れてないですよね・・

風が鬱陶しかった。

風は前の椅子に背後にある穴と劇場の両サイドについたサーキュレーターみたいなやつから吹いてきました。

 

主人公が草原で風に吹かれるシーンなどに合わせて劇場内でも髪がふわっとなる程度の風が吹いていました。また戦闘シーンの剣の振りに合わせて耳元にシュッシュッと勢いのある風が吹きつけたりしてきました。

 

全体を通していろんな場面で風が吹いていましたが、風のせいで集中できませんでした。とても鬱陶しかったです。

 

しかも、劇場の両サイドから風が吹くたびに送風音がとにかくうるさかったです。おかげでセリフがちゃんと聞き取れないなど、迷惑他なりませんでした。

光が没入感を削いだ。

劇場の両サイドでいくつかの照明が映画の戦闘シーンで剣がぶつかり合う度にフラッシュしてました。

 

はっきり言って、没入感が全然得られませんでした。劇場内が暗くなっている意味がないです。スクリーンの境目や壁、前の席などがはっきりと視界に入らされるのに加えてスクリーンが照らされて見にくかったです。

 

映画に入り込むはずが、現実との境目を強制的に認識させられました。

水は即スイッチオフにした。

水は前の座席に空いた小さな穴から出てきました。

(作品によっては雨が降るらしい)

 

今回観た映画では水による演出はほとんど無かったらしいですが、映画が始まる前の違う映画の告知で水が勢いよく噴射されました。

 

弟に顔に霧吹きで水をかけられたことを思い出しました。

想像すれば分かると思いますが、即スイッチオフにしました。

 

僕は男なのでしませんが、女性が化粧して観に行っていたら最悪だと思います。完全に最初の一発は不意打ちみたいなものなので回避不可能です。

対抗するには最初からスイッチオフにするしかありません。

 

あと、もし眼鏡をかけていたら水をかけられる度に拭かなければ前が見えないかもしれません。

煙が邪魔。紙吹雪も邪魔。

煙は最前列付近で発生していました。

 

前に居ればスクリーンが煙で見えなくなり、後ろに居れば煙を遠くから眺めているだけという4DXの安っぽさが感じられました。

 

また、両サイドから煙が出ているのがはっきり見えるのも質の低さの表れだと思います。

かといって、全体から出ても邪魔なだけなので煙自体が不必要な演出ということだと思います。

 

そして紙吹雪ですが、これも煙と同じところから出てきていました。

 

今回観た映画では一回だけ紙吹雪の演出がありましたが、これも邪魔でした。煙と同じく、不必要な演出だと思いました。

臭いがとにかく臭い。

臭いは水の出てくる穴の横にもう一箇所空いた穴から出てきました。

 

ケーキが出てくるシーンや、アスナちゃんが風呂に入っているシーンなどで臭いが香ってきましたが、その全てが臭かったです。

 

甘い臭いとかがしたりするのかな?などと期待していましたが、石鹸の匂いもケーキの臭いも全て同じ臭いでした。

 

一体何の匂いだったのかは分かりませんが臭かったです。

 

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こんな感じで、全てが期待を遥かに下回る結果でした。

4DXの感想をググってみると「よかった」とか「最高」などといった声もあれば、「微妙」とか「最悪」などと色々な意見があります。

その中で、僕は4DXで満足できる人が全く理解できません。

安っぽい演出をする上に量金は高く、時間を無駄に消費した気分です。

(まあ理解する必要はないですが・・)

 

そんな残念な気持ちをどこに吐けば良いのかと思い悩んだ末にブログに書くことにしました。

しかし、テレビで4DXのCMをみる度にこの残念な気持ちが再起するのだろう、と思うと心がもやもやします。

 

4DXはアトラクションの出来損ない、ということを思い知らされた久しぶりの外出でした。

 

 

 

ではまた。